AirPodsを無くした

Airpods紛失&捜索

今までAirPods無印(第二世代)を使っていたのだが、無くしてしまった!

手元のiPhoneから"探す"で探してみたりしたものの、AirPodsがケースに入っている状態でケースごと無くした場合はどうしようもないことがわかった。

具体的には、最後にケースからイヤホン本体を取り出した場所が記録に残っているだけなので、ケースごと無くした場合には役立たない。

AirPodsPro(第二世代)だとケースから音が鳴らせたりするらしいが、自分が使っているのは無印だ。

自分の場合"探す"で表示された場所は家から500mほど離れた近所だったのでダメ元でそこに行ってみたが全然ありそうにない場所だった。

ただ、たしかにそこは自分が数日前にタクシーで通った道だということは景色を見ることで理解できた。

正直な話、家の中にある可能性が高いのだが、とりあえず探しても見つからないし、既存のAirpodsで不満に思うこともあったので新しいイヤホンを買うことにした。

AirPodsを使っていて不満に感じたこと

ずばりバッテリーの持ちである。AirPodsは公式スペックで5~6時間しか充電が持たない。

自分は主に仕事や作業中に音楽やVoiceChatを繋いでいる。なので少なくとも一回の充電で8時間、つまり一業務時間分は持って欲しいのである。

もっとわがままをいえば、通勤・退勤時間中にも音楽を聴きたいので、さらに持てばなお良しである。バッテリーの劣化のことも考えると長時間もてば持つほど嬉しいことがわかる。

ちなみにApple公式としてはAirPodsをところどころでケースにしまって充電しておくことを想定しているようで、そうすれば20~30時間も充電が持つと言っている。

そんなにバッテリーの持ちを気にするのであれば有線を使うべき、という考えもあるが有線は頻繁に接続機器を変える自分にとってはストレスがある。それに自席からちょっと立ち上がって移動することのコストも上がるので好ましくない。

候補1 Airpods (第三世代)

AirPodsのまま新しいものにしようということである。

ネックなのは値段である。それほど音質が良いわけでもないのにあの値段は高いと感じる。

それに落としたらすぐ傷が付いてしまうあのチープな白いプラスチックの見た目も好きではなかった。

しかしAirPodsには捨て難い点もあり、それは他Apple製品との親和性の高さと、インナーイヤー型であることだ。

ケースから出すだけでシームレスにデバイスに接続されることや、Apple製品間であれば音声出力があるデバイスに接続が勝手に切り替わってくれる点などは非常に出来が良いと思う。 (まぁそれをなぜApple以外のサードパーティ製デバイスが実現できないのかといえば......なのだが)

インナーイヤー型であることもポイントが高く、さっきも言ったように8時間近く装着するのであるから耳に負担は少ない方が良く、それに職場ではノイズキャンセリングや気密性の高いカナル型より、外音が適度に聞こえる方が都合が良い。

ということで実はAirPodsの新世代に買い替えるのはかなり本命だったのだ。

候補2 Shokz OpenRun

OpenRun スポーツワイヤレス骨伝導イヤホン – Shokz (ショックス) 日本

いわゆる骨伝導式のイヤホンで、一番知名度のあるメーカーのShokzのものである。実はAirPodsを無くす前アキヨド(秋葉原ヨドバシ)に行って体験していた。

体験した感じ、つけ心地は悪くなかった。充電もAirPodsより持つし、それに耳の穴が塞がれないので、外音が聞こえて周りの状況がわかるのも良い点だ。

また実は耳の穴を塞がないタイプのイヤホンは自転車に乗った状態でつけることができる。詳しくは以下の警視庁のPDFを参照してもらいたい。

https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutuu/shidou/iyahonryuuijikou.pdf

しかし骨伝導イヤホンには音漏れの心配があり職場で使用する以上、音漏れするリスクは許容できなかった。音漏れに関してもアキヨドに行った際、友人に付けてもらうことでどうしても起きうることを確認していた。

候補3 HUAWEI FreeLace (これを買った。)

https://www.amazon.co.jp/dp/B084GN2L8J

HUAWEI、第2世代モデルとなるUSB-Cコネクタ搭載の首掛けネックバンド型Bluetoothイヤホン『FreeLace Pro 2』 | ヲチモノ

この記事を見て知った。

首掛けネックバンド式なら自分でも無くしたりしなさそうだし、人から話しかけられた時にAirPodsだといちいち外してケースにしまうという動作が発生していたところを外すだけで済むのに良さを感じていた。充電もスペック上では良くもつし、値段が4000円ちょっとである。

他の検討している候補が1万円を超えているところに、4180円という値段が非常に魅力的に見えて買ってしまった。

他の候補いろいろ

 良いものであることは知っているが、カナル型だしノイキャン(もちろん外音取り込みモードがあるのは知っている)が売りのイヤホンだし、AirPods以上に高いしで、今回の用途には合わなかった

 安いしインナーイヤー型だし電池のもちもいいけど、どうしてもパチモン感が...

HUAWEI FreeLaceの感想

箱が届いてびっくりした。値段は4180円なのに箱は他メーカーの2万円ぐらいのモデルの出来なのである。値段の割に箱や梱包が高級機並みというのはXIAOMIやANKERといった他の中華メーカーにもあると思う。

箱を持ったときにずっしり感じる重量感があったことも高級さを印象付けたポイントだ。

だが、その重さの正体はあり得ないぐらい多言語に翻訳され、一冊になった分厚い説明書であった。 ペアリング方法を調べようと説明書を開いても、日本語の記述を探すのに苦労したほどである。

その多言語の説明書を見ていると、HUAWEIはこんなにたくさんの国々で商品を売ることができているのか...とちょっと感動するところもあった。

音質は悪いとは言えない程度のレベル。だがDiscordでVCを繋いでいると、同時再生するYoutubeの音質が非常に悪くなる。Bluetoothのプロファイルの問題だろう。

AirPodsでも同様の現象が起きていたが、これほど顕著に悪くはならなかった。

バッテリーの持ちは確かに公式スペック通りだと感じる。

結論

全体の感想としては、何かを失い何かを得た感じで生活の質が上がったようには感じなかった。

SONYのWH-1000XM4を買った時は、あまりのノイキャン性能の高さに自分の生活の質が一段階向上した感覚があったので、今回の買い物は微妙ということだろう。